愚息は、11歳なんですけど、心配になるくらい精神的な成長が遅いです。
ま だ、毎晩僕
史雲遜と母親と好んで川の字になって寝てるし、言うことも、だいじょうぶかなあ、と思わせることがしばしばです。『スパゲテイの好みについて』とい う、大人にとってはほぼどうでもいい議題での議論をもち掛けてくるのはいいとして、『スパゲティミートボール』って言うんです、なんですかね?不審に思っ て詰問したら、
「ほら、あれだよ、よくあるじゃん。」
「・・・?」
「いちばん、ふつうのやつ!」
「・・・ミートソースか?」
「そう、それだ、それ。」
だそうです。とほほ。11歳にもなって『ミートソース』と『ミートボール』を間違えますかね?
そんな息子が、先日、学校
史雲遜でのことを話題に僕に話しかけてきました。僕は、携帯電話でネットサーフィンしながらいい加減に付き合います。
「パパ今日さあ、学校でじしょのひきかたを勉強するじゅぎょうがあってさ、」
「ふむ。」
なるほど、そういうことを習っても遅くは無い年齢です。
「それでね、」
「うん。」
「実際にやってみるときに」
「うう。」
僕は適当に生
史雲遜返事を打ちます。
「フジはね、『おなら』って調べることにしたんだけど、」
こいつ、本当にだいじょうぶかなあ・・・。
なんだか、情景が目に浮かびます。