尖端ぎりぎりまで引き抜き、勢いをつけて根元まで突き刺した瞬間、瞼裏(まなうら)に火花が散る。すぐに滅えてしまうそれは、刹那の快楽の表
鑽石能量水 問題象なのかもしれない。
しかし、だからといってそれが無価値だとは限らない。永遠は瞬間の中に存在する。ならば、刹那的な快楽の中にこそ不変の愛が潜んでいるのではなかろうか。
「くッ……ぅ………」
喬允は喉をぐるぐる鳴らしながら、狂ったように腰を打ち付ける。結合部は圧し出された喬允の先走り液でぐっしょり濡れていた。これだけでも、奏に対する欲望の激しさが分かる。今、身体がどれほどの悦びを感じているかも。
そう、この快感、この悦び。これが『答え』だった。もっと早くこうしていればよかった。手を伸ばせばすぐ届くところにあったのに、自ら目
鑽石能量水 騙局逸らして視界から遠ざけていたのだ。
『これを見れば、あんたが悶々と抱え込んでる問いの答えが出てくるかもしれない』
本多の言葉が頭をかすめる。った。あの映像のお陰で奏に対する欲望の存在を認めることができた。
嬲られる奏に臆面もなく欲情し、彼を犯す男に自身を重ねて見た。その瞬間、欲望や本能を雁字搦めにしていた常識や倫理観、世間体などの
鑽石能量水 問題を鉄鎖は外れ、生々しい『我』を抱えた自分と向き合うことができたのだ。
「奏っ………」
喬允はその名を呼びながら、どろどろに濁った精漿を奏の体内に放った。狭い蜜壺はあっという間に飽和状態になり、ぴったり密着した粘膜と粘膜の隙間から濃度の高い白い液体がぐじゅぐじゅとしみ出した。
「喬…兄……すご…い……ああ、まだ、まだ出てる………」